今年になって寒さも厳しくなって皆さんも身体が硬まってしまう方も多いと思います。
1月は特にぎっくり腰の患者さんがとても多く、これもまた寒い日に限って来院する患者さんも多数いらっしゃいました。もともとぎっくり腰は腰椎捻挫といいますが、まあ皆さんふくらはぎが攣る経験はありますよね、それが腰に起こった状態です。腰は要ですから動けなくなるわけです。とにかくやってしまったら、まずは横向きに寝て動かさないことです。あと他人がいれば、市販の冷シップか氷水でアイジング(アイジングあまり長くしないように15分インターバル数回、シップは3時間くらいでどんどん変えるようにします)その日は入浴は止めます。炎症がとれてきたら四つんばいになり そのままで前後左右ゆっくり動かします。痛みが和らいだら少々動いても大丈夫ですが、1~2日くらいは冷シップはしていてよいでしょう。炎症が取れてきて1~2日たったら今度は徐々にゆっくり動かしていきましょう。今度は冷やすより入浴や温めたりマッサージもOKです。しかし患部にはあまり刺激を与えすぎないようにしましょう。四つんばいのゆっくりしたストレッチは続けながら日常生活を少しずつ始めてください。初期の対処だけでもその後の回復が違うので皆さんもまだまだ寒いので気をつけてください。また腰椎捻挫は疲労がたまっていたり、冷えから起因することが多いので転ばぬ先の杖で是非予防してください。
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