今ではオーストリアのバドガシュタインといえば坑道浴と言われるほど、日本では有名になりました。
ここの坑道浴もここまで知られるようになったのはだいぶ最近のことです。また広めたのも父の啓蒙があったからだと思います。
今ではインターネットや最近ではTVでも放映されていました。
まずはこことの出会いからですが、父はもともとラジウムや玉川温泉の研究や北投石の研究をしていましたが世界にはもっと素晴らしい温泉やラドン施設があるはずと、それこそ南米チリやブラジルなども研究のため飛び回っていました。
その当時1997年頃アメリカのラドンヘルスマインという坑道浴によく出かけていました。
そのことを当時患者さんでいらした、中部電力会長 故 安部浩平さんに紹介されたのが元電力中央研究所所長の服部禎男さんでした。
服部さんからお聞きしたのがオーストリアにあるバドガシュタインでした。早速薦められ1998年にバドガシュタインのハイルシュトレーン坑道浴に行き、その設備の素晴らしさやラドンの数値に大変感動しました。
現地でハイルシュトレーンのお医者様とも懇意にしていただき、我々も患者さんとのツアーで何度も足を運び日本の皆さんに啓蒙してきました。
もちろん難病の方もご一緒し相乗効果はありました。そこできちんと食事療法を指導し、また調身法も施術し日本と同じように湯治を行なった結果です。
しかしなれない海外でしかも日本食や食材もないので難病の方には環境的にかなり辛い湯治になります。限界を感じていたのです。
そこで日本でも同じようなラドン浴ができないものかと父は周辺をくまなく探し鉱石を発見しました。今居士会で使用している最上の岩盤の石です。
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