10月に入り朝晩の寒さが本格的になってきました。今年は寒くなるのが早いようです。
さて寒くなると結構腰痛の患者さんが増えます。
腰痛といってもその原因は様々あるのですが85%の腰痛は非特異性腰痛といって原因不明なのがほとんどです。残りの15%が内蔵の病気、神経の障害、ヘルニアや狭窄症などレントゲンなどで特定できる腰痛です。いうなれば85%の腰痛は筋肉由来か椎間関節や神経痛です。
筋肉由来であればマッサージやストレッチなどが良く、神経痛由来のものは保温も有効です。腰を押すと全般気持ち良いのであれば筋肉由来ですので寒さによって筋肉が収縮してしまっていることが多いのです。そんな場合は入浴してから指圧マッサージ。逆にぎっくり腰など急性のものは最初は冷やして痛みが緩和してきたら徐々に動かしながら軽い運動療法がよいと思います。どのみち非特異性腰痛は対症療法で痛みを緩和したあと運動療法や保温療法がおすすめです。寒くなれば神経痛にもなりやすいので寒さを馬鹿にせずきちんと身体を冷やさないようにするのも重要です。治療院でも対処いたします。
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