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平行筋と羽状筋

masamichi abe

先日自転車で内転筋群を痛めた患者さんがいらっしゃいました。攣った後の痛みのようでしたのでもう治りかけでした。しかし以前は内転筋など攣ることもなくその前に大腿四頭筋がいっぱいいっぱいになって進めなくなってしまったようです。以前に比べると内転筋群が発達していたのでこちらの筋群を意識した方が脚がよくもったようでした。ある意味私はこちらの筋群が意識できたほうが良かったと思います。

筋繊維には平行筋と羽状筋がありますが、場所によって筋繊維と筋力とスピードが違うと言われています。 羽状筋の代表は大腿四頭筋、腓腹筋など。平行筋の代表はハムストリングと内転筋群などです。

羽状筋は読んで字のごとく鳥の羽のようになっていて筋肉の横断面積が大きく横に発達しています。筋力は強いのですが収縮の縦方向には縮みにくく関節を動かすには遅くなりますが力を出すのが優位です。屈筋群が多いです。 平行筋は筋断面積は細く弱いのですが繊維長が長く収縮の幅も長く関節を動かすスピードが比較的速くなります。伸筋群が多いです。

ロードレースや自転車はもちろん他の筋群も使いますしいろんなペダリングスキルで両方使えた方が良いです。もちろん主観ですが先日修善寺で国際トラックレースを見た時に強いオーストラリアの選手を見ていたのですが関節のスピードをより効率的に動かす巡行スピードや回転力を意識するときには大腿四頭筋の羽状筋よりも平行筋のハムストリング→内転筋を使うのも理にかなっているのかなと思ったりして見学していました。

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