私は幼少期から玄米食でした。そのおかげで大きな病気もなく体調も悪くありません。患者さんにも是非薦めています。もともと私の父の坐禅仲間の沼田医師からのご指導で玄米食になりました。
沼田医師は北里研究所時代、ビタミンB1分解酵素アノイリナーゼの発見など、世界的研究をした。軍医として中国に渡り、中支派遣軍150万人の復員時は、消毒薬皆無という劣悪な環境だったが、水分摂取法を指導することでコレラなどの感染者を一人も出さなかった。後進国では今も役立っていて、WHOから感謝状を受けたお方です。私も幼少の頃らか大仁の坐禅堂で一緒に坐禅を坐ったのを覚えております。 しかし玄米は正しい知識がないと帰って体調を崩したり、不味くもなります。 簡単に要約してみたので玄米食に挑戦したい方は読んでみてください。まずは無農薬か有機栽培の玄米を手に入れる。これが一番重要です。玄米は農薬がダイレクトにかかってしまうので精米しない玄米は影響が大きいですし身体にもよくありません。炊く前にぬるま湯に4、5時間は漬けること。水ですと1日かかります。これによって発芽をします。玄米をやわらかく炊かないとはっきり言って不味くもなりますし発芽することで発芽抑制因子アブシジン酸も無毒化されます。また漬けることによって柔らかくなり消化もよくなります。圧力がかかる炊飯ジャーか圧力鍋で炊くことを勧めします。もうこれは必須です。圧力炊飯ジャーはだいぶ安くなってきたので玄米食を続けるなら用意することをお勧めします。最近は発芽モードがついたものもあるのでよりお勧めです。圧力鍋も大変美味しく炊けます。水加減や火力は鍋により癖があるので少しハードルが高いかもしれません。また炊くときには小豆や雑穀を入れるとより美味しく酵素も出ます。玄米はマイナス面も指摘されていますが、きちんとポイントを守ればばまったく問題ありません。是非挑戦してみてください。
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