まず私は、仕事、家庭があるので皆さんもそうでしょうがトレーニングに費やす時間が限られます。ではどうするか?日本のホビーレースを見ているとまず長距離レースはツールド沖縄くらいであとはほとんどが100キロ以内の短いレースです。そこで考えました。距離は乗らないことに。距離を乗ると時間も費やすし、100キロを超える距離を走ると身体の回復にも時間がかかる事がよくわかります。
特に私のように40も半ばの年になると練習量より回復時間に時間をかけないと日常生活に支障をきたします。私のシーズンインではまず平日は朝練2日(平均1時間前後)、あとは日曜日100キロ以内というのが平均的なトレーニングの日にちです。ですので週末距離を乗らなければ月500キロ前後しか乗っていません。では内容はというと強度を重視です。体調により常に心拍、筋強度を出来るだけギリギリまでやります。体調の悪い時は乗らないか、もしくは回すだけになります。このあたりは長く自転車を乗っていて調子の悪いバイオリズムに入ると強度を上げても上げられないし、疲労が溜まるだけなのです。常に自分の身体の好不調を見極めるすべを持つことだと思います。あと環境も重要です。朝練仲間がいる事はもちろんですし、私の自宅近辺は山坂が豊富なので自然と強度が上がります。後自分より強い人やライバルがいる事はとてもモチベーションを維持するのには重要です。またMTBやシクロクロスなどロードバイク以外にもスキルやトレーニングに取り入れるのもとてもためになります。まずなんでも楽しむのも重要ですよね。私は長い自転車生活(25年)で落車以外で大きな故障をしたことがありません。職業柄ですが身体のメンテナンスには人一倍気を使っています。ある意味最新機材を取り揃えるよりマッサージや治療で疲労を取ることの方が断然速くなると思います。もちろん趣味ですので機材に凝るのも楽しいですし重要です。エンジンや脚は自分ですので自分の身体に投資をした方が何倍も得るものがあると思います。また怪我や故障をしてしまうと乗れなくなる時間やモチベーションの低下にも繋がります。回復には個人差もありますが、特に筋疲労は48時間近かくしないと超回復しませんし、疲れた身体でトレーニングしても余計に疲労が溜まるだけで楽しくも身体にもよくありません。食事も重要な要素です。トレーニングしてもバランスの良い食事なくしては回復も遅くなります。私は今年で43歳になりますが、18歳の時から体重、身長はほとんど変わりません、タニタの体組成計でも17歳です。肉体を20代に維持するのは食事と運動のバランスが重要なのだと思います。トレーニング、睡眠、食事、回復、このバランスがよいこと、あとは自分の身体の状態を常に把握することもとても重要なのだと思います。辛いことも楽しみながらやりたいですね。

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