検索

運動前のマッサージか運動後のマッサージか?

最終更新: 1月29日

最近運動後のマッサージが良いのか運動前のマッサージが良いのかたまに聞かれることがあります。

結論から申しますとどちらも良いのです。状況により前後にやるのが最高です。しかし人により時間や手間がかかる分中々両方やるのは難しいと思います。私もスポーツ選手を治療しますが過去の経験や文献などみてもすべてが当てはまることはないようです。数年前にはスポーツ直後のスポーツマッサージは乳酸除去能力はないと論文で発表されて話題になったことがありました。しかしこの治験も運動直後30分たった状態だったため運動後すぐではあまり意味がないような反論も多く書かれていましたし、運動後2時間~6時間後にマッサージしたほうが除去能力は上がったとした論文も後で発表されてました。しかし最近では筋疲労そのものが乳酸だけではないような論文が多く逆に乳酸が筋収縮の低下を防ぐとまったく逆の説が多くなってきています。また運動後のマッサージによりミトコンドリアが増える方が確認されたようです。この結果と私の経験からすると運動後少なくても2時間以上、またその運動の強度により時間を空けたほうがよいと思います。運動直後はシャワーや場合によってアイジングなどで休憩し、数時間たってからマッサージした方が良いと思います。私の場合は運動後のマッサージでは筋肉ベースのいわゆるスポーツマッサージよりリンパ腺を刺激するマッサージのほうが断然身体は楽になるようです。もちろん筋肉にアプローチもしても良いのですがあくまで筋硬直がないくらいにしてリンパ腺を開放してあげたほうが効果があるようです。また運動前のマッサージも直前なのか前日以上などかによっても変わってきますし個人差があるので何回か受けて状態を把握して緩めてもらうのが最良です。多少筋肉が張っているほうが力が出せる人もいるし、ユルユルまで筋肉をほぐしたほうが調子がよい方もいます。とくに運動前日以上前にきちんと緩ませておけば怪我の予防にもなりますし、関節可動域などがあがりますので、たまにレースに出る方や運動する方なら運動数日前のほうが


効果は大きいかと思います。上手く使って身体のコンディションを維持したいですね。

12,637回の閲覧0件のコメント

最新記事

すべて表示

怪我をする前に

自転車に限らずスポーツに怪我はつきものです。競技系のスポーツをしていれば怪我に悩まされる方の多いこと。アクシデント系の怪我なら治療やリハビリで実質休まなければいけませんが、通常の練習やトレーニングなどで痛める方も多いと思います。スポーツとして楽しんでいる方でも怪我は多いのですが大抵無理をしたりトレーニング不足やケア不足などがあります。トレーニングも楽しんでくると徐々に負荷が上がります。目に見えるよ

自粛疲れ

GWも終わり日常生活も戻りつつあります。しかし連休前から東京では緊急事態宣言が出されせっかくのお休みも自宅近辺で過ごすはめになった方も多いと思います。 さすがにもう一年以上もこの状態が続いていて、何か対策もないまま自粛自粛と精神的に疲れてしまっている方も多いようです。 働いている世代はテレワークが定着し運動不足の方が治療院によくみえるようになりました。 あとは高齢者ですが真面目な方は家からほとんど

重心位置

普段私は自転車によく乗っています。あとは通勤もしているので一日8000歩から1万歩ほど歩いています。自転車やランニング歩行も山登りなど。動きにより使う筋群や重心位置も変わると思います。そもそも動物は4つ足なので二足歩行の人間のほうが動物的には珍しいのかもしれません。面白いことに4つ足歩行の動物の重心位置は人間でいえば胸のあたりで前足のほうが強く四つ足でも二足歩行が可能なサルなどは鳩尾あたりになり完