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温泉療法

日本は全国どこにでも温泉が出る温泉大国です。あまりにも身近にありすぎて温泉の効能やありがたみがなかなか実感できないかもしれません。

私は幼少のころからそれこそ日本全国、海外を含めて温泉に入ってきました。

海外、ヨーロッパでは炭酸泉が多く、実にすばらしいクアハウス(療養館)やクアパルク(療養公園)があり、それらは日本の湯治場とは比べ物にならないくらい素晴らしい療養施設となっています。


日本のような娯楽型温泉施設は皆無で、ほとんどが医療施設との併設で温泉が使われています。特にドイツやハンガリー、北欧に近い温泉地では、この傾向が強いのです。

昔から日本でも転地療法といって、結核患者や喘息患者などが空気のよい山や海の近くの療養所に入院したり、リウマチ患者が温泉地の湯治場に行ったりすることはありました。が、戦後日本の医療がドイツ型医療より、薬中心のアメリカ型現代医療中心になり、温泉療法や転地療法などは消えてしまいました。

しかし、現代でもヨーロッパはこのクアハウス型温泉療法をきちんと続けており、場所によっては保険も適用できるシステムになっています。

日本はもっとこの自然の恵みである温泉を医療に入れていくべきで、昨今の薬漬け医療はもう限界に来ているように思います。

人間は有機体であり自然に近いものです。決して合成薬で出来ているのではありません。

健康のためにも、昔のように温泉療法や自然療法がもっと医療に入り込んで使えるようになればと切に思います。

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