普段私は自転車によく乗っています。あとは通勤もしているので一日8000歩から1万歩ほど歩いています。自転車やランニング歩行も山登りなど。動きにより使う筋群や重心位置も変わると思います。そもそも動物は4つ足なので二足歩行の人間のほうが動物的には珍しいのかもしれません。面白いことに4つ足歩行の動物の重心位置は人間でいえば胸のあたりで前足のほうが強く四つ足でも二足歩行が可能なサルなどは鳩尾あたりになり完全二足歩行の人間は股関節あたりへそ下あたりになるようです。
自転車になるとサドルとハンドルがありロードバイクなどは特に前傾で重心位置が二足歩行より四つ足動物のサルに近く、推測ですが若干上になるのかもしれません。ただ乗り物に乗っているので単純に四つ足や二足と比べるのは難しいですが運動中の重心位置を感じるのはとても重要だと思います。
運動でも色々な動きをしてる時に丹田に力を籠めるとか重心を下半身にとか言われますけど案外日本人じゃないと通じない感覚だったり、そもそもいろいろなスポーツや動きの中では常に重心位置は変わります。コンタクトスポーツなどは重心位置の探り合いのような動きもありますね。人は固有感覚受容器と内耳の三半規管、小脳の処理を瞬時に出来てしまうすごいセンサーがあるので、つまるところそのセンサーの感覚により重心変化しているがバランス感覚が良いってやはり処理能力の速さじゃないかとおもいます。そうなると高齢者が単に筋肉が弱くなったこともありますが感覚受容器や処理能力がすべてにおいて鈍くなっているのは見ていてとてもよくわかる気がします。普段生活していても重心位置をちょっと感じながら生活してみるのも面白いと思います。
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