寒かったり暑かったりと暑さ寒さがジェットコースターのように変わる気候です。
そうなるとこの時期に多いのは神経痛症状を訴える方です。先日も気温が下がったとたん何人かの患者さんが神経痛症状をおっしゃってきました。別段お年寄りだけの病気ではなく、若い人も多いのが特徴です。夏場エアコンやこの時期に睡眠中冷えて神経痛症状を訴える方も多いのです。神経は何かで損傷して痛みを発するものもあるのですが、以前骨折や神経痛になったことで再び何かの刺激により繰り返し痛みを発することがあります。高齢者に多いのは疲労や外的寒暖差などのものが多く、若い人の神経痛はケガの後遺症やストレス的なものが多いようです。先日も30代の女性でしたが坐骨神経痛を訴えていました。ラセーグが少々ありましたが元々長時間座る職業の方なので毎年10月から11月の寒暖差が激しくなると痛みが出るようです。もちろん冬場の寒い時も出やすいです。極力痛みを持続させないためにもいろいろ対策をお教えしました。もちろん歩行困難くらいになれば神経ブロックなどの外科的処置も必要になりますが大体の場合治療、体操、入浴などで回復に向かうことが多いです。神経痛は痛くなったら我慢せず早め早めの対策で痛みを長引かせないことが重要だと思います。
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