最近ニュースで見たのが結構衝撃的でした。アメリカの成人75%が過体重だということ。また働き盛の40から60代で平均がbmi30以上と耳を疑いましたが現実だそうです。アメリカは肥満大国と言われていましたが現代でもあまり肥満度は変化ないようで驚きでした。特にここ3年はコロナ渦で自宅で過ごす時間が増えてきて運動不足で太る方も多かったと思いますが日本人も中年に限れば電車内を見渡すとお腹が出てる方が多く見受けられます。お隣中国も調べてみれば経済発展とともに成人の過体重は今や50%を超えているそうです。アメリカほどでもないですが人口14億の国ですからその数たるや恐ろしいですね。アジア人でも肥満になるし欧米人でも肥満になります。この統計を見ると人種は関係なさそうです。
さてなぜ太ってしまうのかといえばそれはもう過食としか言いようがありません。
若いうちは基礎代謝や活動も活発ですが40も過ぎると基礎代謝は落ち週末も家でゴロゴロでもしっかり3食食べてお酒やスイーツもとなれば太るのは当たり前です。国も健保組合も何故メタボをものすごくうるさく言うのは過体重の先には糖尿病、高血圧、心臓血管病やがんなど基礎疾患からの病的リスクがものすごく高まるからです。国や健保組合も病気になれば莫大な医療費がかかってくるので、その前にメタボを改善しろとしつこく言ってくるのです。今や医療費は国家予算の半分近くにもなります。本来健康であれば医療費を他に回すことができるはずなのです。
まあそれでも食事量は昔と変わらないのに中年になれば太ってくるのは基礎代謝が落ちるからです。運動を続けている方はスリムなのは活動代謝ももちろんありますがそれにより基礎代謝も若い時と変わりにくいとの研究結果もありました。
やはり体重は食事でコントロールするのが一番ですがそこに中年からでも運動習慣をつけるのがメタボ改善の鍵だと思います。中年でも同年代で体型を維持している方に聞いてみると運動と食事のコントロールは大抵やっている方が多いと思います。カロリーや糖質ダイエットも流行っていますが続けなければ意味がありませんので皆さんも食事と運動のバランスを改善してみるのは健康になる第一歩だと思います。
居士会でも食事や運動改善アドバイスなどもしていますのでお問い合わせください。
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