自転車シーズン真っ盛りですが暑さにもにも負けずに自転車を楽しんでいる方々も多いと思います。
最近はコロナの影響もあり自転車が安心できる屋外スポーツとしても人気になってますね。
さて乗りなれてきたり競技としてトレーニングをしてくると自転車に乗ると腰痛が起きるという方が増えています。その中でも重症なのが椎間板ヘルニアです。
症状的には初期は腰が痛い程度がしばらくすると臀部に痛みがきたり足のほうまで痛みや痺れがきてしまう。もうこうなると椎間板に何か症状がある可能性があります。
そしてロードバイク乗りに一番多いのが椎間板ヘルニアです。椎間板の髄核が圧迫により飛び出して神経に当たり症状が出ます。もちろん個人差があるので当たっていても痛みやしびれが出ない方もいます。ただ症状が出てる方は大抵圧迫されているのがMRIなどで確認できます。
椎間板ヘルニアは自転車特有の前傾姿勢に起因しています。特に腰部から前傾姿勢をとる方が多いようです。また週末しか乗らない方も、昨今着座仕事の方がほとんどなので姿勢が悪いとヘルニアになりやすくなります。昔からタクシーの運転手さんや長距離ドライバーさんがヘルニアになる方が多かったです。悪姿勢着座で長時間腰椎に負担がかかるからです。
とくにトレーニングしてる方のヘルニアもハムストリングがトレーニングにより肥大硬直してタイトネスになり結果腰部の動きが代償になりヘルニアになる方もいます。これが子供は分離症になってしまうのでやはり腰から曲げて乗車する姿勢を直さなければいけません。そのためには前傾姿勢の際、腰部屈曲より股関節屈曲を意識した乗車姿勢をしたほうが良いと思います。ですので筋トレやトレーニングに励んでいる方は是非ハムストリングの柔軟性を普段から意識してストレッチやマッサージをしてみるとよいと思います。またそれに伴い体幹部のトレーニングもしていただくと尚よいと思います。
結局は普段の生活から着座姿勢を気を付ける。自転車に乗る際も腰部はあまり曲げずに股関節から曲げることを注意するしかありません。人間には姿勢筋というのがあります。正しい姿勢を普段からとらないとドンドン悪姿勢が身についてしまい体のどこかで代償してしまい痛みや怪我につながります。なってしまったらヘルニアは数か月で自然治癒はしますので上記の姿勢を気を付けたり体幹部のトレーニングや体のケアをきちんとやっていくのが一番です。私の治療院でもそんな方は多いのでまずは体をきちんと柔らかくしてから姿勢筋を再構築するお手伝いをします。今後も怪我をしないようにスポーツを楽しみたいですね。
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