今回はに腰痛に次ぐ膝痛について書きます。本来ならランニングや他競技に比べれば膝や関節にはやさしいスポーツなのですがオーバーユースや負荷のかけすぎ、膝の軌道のアンバランスなどが原因が多いです。
それはもう個別に痛み箇所が違うので多い症状を紹介します。
① 膝上 お皿の真上
大腿直筋(四頭筋)これはもうペダリングやポジションの問題もありますが、大抵前腿で踏みすぎです。トラック競技ならわかるのですがロードバイクで数十キロ走るだけで痛むのはポジションやペダリング要改善プラス痛めてしまったら清く治るまで待ちましょう。週末だけ乗るライダーであれば痛みは治まりますが毎回痛くなるのは要改善です。
② 膝の横外側
腸脛靭帯、大腿筋膜張筋
こちらも元々ランニングやサッカーでも多い症状です。こちらを痛める方は若干O脚気味の方やロングライドで使いすぎの方。ここはペダルを漕げばテンションは常にかかっているのでそこまで大きな力はかからないのですが腸脛靭帯の上部大腿筋膜張筋が発達して緊張が強いと痛くなる方も多いようです。オーバーユースならストレッチやマッサージ、O脚気味ならこれもポジションやクリート調整で解決する方もいます。私のお勧めは姿見の前でローラーをして膝の軌道をまっすぐ漕げるように見ることです。ミラー効果で自分で修正できることもあります。
③ 膝下 お皿の下
膝蓋靭帯、膝蓋下脂肪体
これはベテランライダーでも見られることがあります。特に冬の寒い時期に痛める方も多いです。寒い時期は筋肉より靭帯を痛めやすいので注意が必要です。ウォームアップや寒いときにあまり急にガツガツ踏まないことなど。膝蓋下脂肪体も案外多くここは神経が多く反復運動をするペダリングで炎症刺激してしまうかたもいるようです。軟骨や半月板に異常がないのに痛む人はこれかもしれません。あまり年齢に関係なく多いようです。
私の診てきた自転車の患者さんではあまり膝裏の痛みを訴える方はいませんでした。
大抵膝前面の痛みが多いのは確かです。膝痛は膝だけでなく足関節や股関節の問題を抱えてる方もいるのでケースバイケースになる方も多いです。対処法は色々ありますが、まずは痛いのに無理して乗らないこと、改善方法を試しながら徐々に治すのがよいと思います。また私の治療院でもご相談にも乗ります。
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